2011年3月15日火曜日

計画停電の混乱、電車もストップ、食料品ガソリンなどの
買い占めで ここ東京もパニックの様相を呈してきている
ように感じ得ずにはおれません。
政府の発表どうり今 私たち日本国民は過去類を見ない
文字どうり戦後最大の危機に瀕しようとしています
状況は余談を許しません

何気ない平坦な毎日がどれだけ幸せな要素で構成されていた
んだ という事を痛感せずにはいられません

愛した街 思い出 愛した人を一瞬にして全て失った
被災地の方々の感情を察すると、心苦しくて堪りません

こういった時こそ、一番大切な事は優しさです
まず、わたしたち一人一人が出来ること
不要不及の電器機器の節電や出来る限りの支援活動を
可能なかぎり行っていきましょう

2011年3月12日土曜日

恐ろしい自然の猛威を私達のこんなにも身近で
まざまざと体感する日がまさかきてしまう事を
誰が想像しうる事ができたというのでしょう


皆様ご無事でいらっしゃいますでしょうか
身近にも甚大な被害を被ったと思われる
被災地出身の方がおります 連絡をとってみると
今も現地の親族の方々との連絡が取れずにいると
仰っております


開けない夜はありません
今も行方の分からぬ被災地の方々のご無事を
心からお祈りいたします

2011年3月9日水曜日

オズバ

Signeもマテリアルとして使用しております
ヌオヴァ.オズバ社のレザー

シューシャインの名手が今までにこんなに化ける
革をみたことがないと唸る
磨くと驚きの変貌を遂げる それがオズバの革
指先に感じる粘りと重みは格別


創業1958年の名門のタンナー
イタリアサンタクローチェは高級皮革製造地域に本社を持ち
会社の規模は決して大きくありませんが早い時期から
革を染色してのアンティーク加工の技術開発を
行っていたようです

2011年3月6日日曜日

Cold fish

アカデミー賞作品賞、主演男優賞、などなど最多受賞は下馬評通り『英国王のスピーチ』でしたね
日本でもロードショウはじまったんで観にいきたい所ですが

小生は久々に邦画を映画館でみてきましたよ
タイトルはゴリゴリのR18映画『冷たい熱帯魚』
監督は前作『愛のむき出し』で映画通達を唸らせた 園子温
自分もご多分にもれず 前作からの園ファンですが、
今作もまわりの人の反応がすこぶるよかったんで
何よりちょ~ちょ~エグいと聞いてたので、
怖い物見たさも手伝ってテアトル新宿に足を運ぶ事に相成りました
が、、、思ってたより七割増しぐらいスプラッタでした

今回も前作同様Based on true story(冒頭にでます)
この映画 肝はなんといっても名バイプレイヤー
でんでんAKA(演じる)村田‼!(怪演!)
この一発で一気にでんでんファンになっちゃいましたね
前々作では吉高由里子、前作では満島ひかりと
先見の明が有るというか、園子温監督
そのキャスティングの切れ味今回も半端ないですよ~
端役ではそこかしこで良く見かける役者さんですよね。
でんでん、響きからしていいですもん
コメディアン上がりらしいですが
今作ではアドリブも相当かましてるらしいです

一見 人の良さそうな熱帯魚店のオーナー村田。
口達者で社交的 経営する熱帯魚店の羽振りはすこぶる良く
いい車を乗り回し、いい女を抱いている。
冒頭、村田は主人公の社本一家にとって
非常に魅力的な人物として描かれる
がしかし、その実態は 己の欲望の為には平然と
何のためらいも無く殺戮を繰り返すサイコパスであり
シリアルキラ どんなに戯けてみせてもその瞳の奥は
笑っていないような そんな不穏な空気を纏う村田
主人公の社本だけはどこか警戒心を感じつつも
逃れるられない村田の罠に雁字搦めにズブズブと
嵌まっていってしまう,,,てな感じで

見ていて不思議なのはこの村田の存在、
言動は悪の権化としか言いようが無いもので
およそ許される所の無いバケモノじみたオヤジなのに
観ていくにつれて、何故だか嫌悪の対象でしかなかったこのおやじに対する
感情が変化していくのに気付かされる それは残酷極まりないグロシーンが
物凄くシニカルに描かれていたりする効果が効いてるんじゃないかなと思うが
同時にリアリティも醸し出され、何とも云えぬ心地悪さも増長させているんですよね

観ている者の心の奥底の闇や欲望をえぐり出してどうだ
と、笑っているようなこの村田という存在は
バットマン、ダークナイトでヒィースレジャ(R.I.P)演じたジョーカーを想起させた
自分の衝動のままに生きて何が悪い 愛だ希望だの綺麗事ばかりいって馬鹿じゃねぇの!
世の中は半端じゃなく残酷で無慈悲だろ!
と見る者をこれでもかとゆさぶってくる死神キャラ
意表をつかれたボールペングサリ(ショック‼)シーンも被ってたし、
コレは意図的なオマージュじゃ~ない
と考えるのは、わたくしの下衆な勘ぐりでせうかに
怖え~かったです。
デートでは絶対観に行っては行けない映画DEATHヨ‼